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特許・実用新案、意匠、商標って簡単にいうとどう違うんですか?
特許・実用新案では、モノづくりのアイデアを守ります。意匠では、モノのデザイン(見た目)を守ります。商標は、ネーミング・ロゴ・マークを守ります。
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特許はいつ出せますか?
企画中でも出せます。商品の実物がなくても大丈夫です。ラフでもいいので、事業企画書、商品仕様書、設計図、競合他社品の情報、その他説明資料をご準備いただけると、出願までスムーズに進められます。実用新案、意匠、商標も同様です。
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販売中の商品があるんですが、特許はとれますか?
原則、とれません。特許は、新しいこと(公開前であること)が条件です。展示会に出品した商品やインターネットのブログで紹介した商品も同様です。ですが、いくつかの条件をクリアできれば特許をとれる場合もありますので、まずはご相談ください。実用新案、意匠も同様です。商標はとれますので、ご安心ください。
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特許をとるにはどれくらい時間がかかりますか?
一般的に、急ぐなら半年くらい、急がないなら4年くらいです。急いでいる場合、審査を早める手続が可能ですが、いくつかの条件をクリアしなければなりません。お客様の事情に応じて、適したタイミング及び手続を提案します。
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特許をとれば商品は売れますか?
そうとは言い切れません。ですが、競合他社が真似できないため、マーケティングが有利になり、「特許取得済み」や「特許第⚫⚫⚫号」と表示できるため、お客様に好印象を与えられる可能性を秘めています。実用新案、意匠、商標も同様です。
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社名を商標登録しないとどんなリスクがありますか?
他の誰かに商標登録されたら、社名を変更しなければならなくなるリスクがあります。
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よく見かけるⓇ、TM、Ⓒって何ですか?
ⓇはRegisteredの略で登録済みの商標、TMはTrade Markの略で登録済み又は未登録の商標、ⒸはCopyrightの略で著作権という意味です。
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商標登録のメリットはなんですか?
①商品やサービスのネーミングやロゴを競合他社が真似したときに止められること、②競合他社にそのネーミング等を登録されず使用し続けられること、③ブランドとして成長すればそのネーミング等でライセンス収入を得られる可能性を秘めていること、が主な3つのメリットです。
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オリジナルのネーミングやロゴはいつ申請したほうがいいですか?
①絶対に真似されたくない場合はすぐに出願、
②迷ってる場合は商品の評判や売れ行きに応じて出願のタイミングを検討、③変更するかもしれない場合は変更度合いに応じて出願のタイミングを検討することをおすすめしています。
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商標登録したほうがいいのはどんな人ですか?
①ネーミングでマーケティングしたい人、②オリジナルブランドを成長させたい人、③ネットを含め人前に出ることが多い人、には特におすすめしています。
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商標登録はどれくらいでできますか?
①通常は出願の手続をしてから1年後くらいででき、②早期審査の手続をすればその手続をしてから2~3か月後くらいででき、③審査結果が拒絶理由通知の場合は①②よりさらに1~数か月くらい遅くなることもあります。